山水康平助教【顔写真】のiPS細胞論文不正は任期付だから?改ざんとねつ造は組織風土と社会人としての責任・倫理感の問題


京都大学で問題となっている

iPS細胞研究所に所属する

山水康平助教が行った論文不正ですが

待遇が任期付で不安定だから

といった意見も出てきています

任期付よりは期限なしのほうが魅力的ですが

本当にそれで不正に手を染めるの?と

話が変な方向に行きそうなので

考えてみました

しかし、山中伸弥所長が

辞任するとかしないとか

そんなところまでいっているんですね

組織の責任は

組織で何が問題だったか

よく整理してからにしたほうがいいですけど

報道内容を今一度

下はNHKから

論文は、ヒトのiPS細胞から脳の血管にある「血液脳関門」という組織を作ることに成功したという内容で、主要な6つの図のすべてと補足データの5つの図の合わせて11の図にねつ造や改ざんが認められたということです。

改ざんやねつ造は、論文の結論に合わせて操作されていて、大学ではデータの解析や図の作成を行った山水助教が不正をしたと認定しました。

助教は「私がやりました。論文の見栄えをよくしたかった」と話しているということです。

京都大学は、去年7月、論文のデータに疑問があるという情報が寄せられたことから、外部の有識者を含む委員会を設置して調査を進めてきたということで、論文が掲載された雑誌に撤回を申請するとともに、近く関係者を処分することにしています。

山中伸弥所長は会見の中で「このような不正を防ぐことができなかったことを非常に反省している。日頃から応援してくれている皆さんに心よりおわび申し上げます。2度と同じようなことが起きないようこれまで以上に取り組んでいきたい」と謝罪しました。

専門家「社会が納得する詳細な調査を」

研究不正に詳しい大阪大学の中村征樹准教授は「調査では論文のデータの大部分にねつ造や改ざんが指摘されており、これまでiPS細胞研究所はデータの管理に厳しいという印象をもっていただけに驚いている」としたうえで、「iPS細胞の研究は、日本社会の期待が大きい分野だけに、信頼に応えるためにも不正がなぜ起きたのか、ほかにも不正はないのか、社会が納得するだけの詳細な調査を行う必要がある」と指摘しています。

そして

出てくる話として任期付で雇用が不安定だから

以下はカンテレ

論文のねつ造・改ざんが明らかになった京都大学iPS細胞研究所。
山中伸弥所長は不正を見抜けなかったと謝罪しました。
問題の背景として、“研究者の待遇”を指摘する声もあります。

【京都大iPS細胞研究所・山中伸弥所長】
「このような論文不正が起こってしまったこと、そして防ぐことができなかったことに対して、所長として非常に強い後悔・反省をしています」

iPS細胞の開発者、世界のヤマナカが見せた苦悶の表情…。
不正が明らかになったのは、京都大学iPS細胞研究所に所属する山水康平助教が去年、発表した論文です。
iPS細胞から脳の血管組織を作る研究で脳の病気の薬を開発するのに役立つと主張していましたが、12個中11個の図表でねつ造や改ざんが見つかりました。
山水助教はなぜ不正に手を染めてしまったのでしょうか?

【山中伸弥所長】
「聞き取りをしましたが、論文の見栄えをよくしたかったという答えがありましたが、それ以上、動機については本人から答えをもらうことはできませんでした。論文の見栄えをよくしたかった」

山水助教は期限付きの『有期雇用』で、ことしの3月までの任期でした。
研究不正に詳しい専門家は、多くの研究者が置かれている「苦しい現状」を指摘します。

【大阪大学全学教育推進機構・中村征樹准教授】
「国からの予算というのはずっと同じように続いていくものではないので、基本的に多くの研究者が任期付きじゃないと採用できない。その任期があるうちに一定の成果をあげないとなかなか任期が更新されないとか、次のキャリアがないという状況があったのかなと思います」

研究者の待遇などを改善させるため山中所長はマラソンを走って寄付金を募り、時の総理大臣にも「職員の安定雇用」を直訴。
去年出演した関西テレビの番組でも実情を訴えていました。

任期付だとプレッシャーがきつくて不正する?

それは理由には

ならないんじゃないですか

改ざんとねつ造、不正をするのは

コンプライアンス意識が足りないから

組織文化、風土といったカルチャーの問題であり

本人の倫理観の問題

研究者という職業に蔓延しているなら

倫理観が足りない

これにつきます

生命保険の外交員は

成果を出さなればクビになるわけですが

不正をして見つかったら終わり

職種にはよりますが、成果が出なければ

チーム解散、実質解雇となる仕組みを入れている会社は

普通にあります

任期付でプレッシャーがあるから不正が起きる

だから不正を防ぐために任期付を辞めるべきだは

土壌が違う気が

冷たく言ってしまえば

小保方さんのSTAP細胞の一件以降、

論文不正はものすごくたたかれたわけですが

京都大学という

日本最高峰の学術機関ですら

コンプライアンスというカルチャー

ガバナンスが構築できてないという

大学の組織力のなさ、

にいきつくのではないでしょうか

腕で生きる職業、職人の雇用形態は

研究者は専門職になってくるので

腕で生きる職人気質の部分が強いです

言ってしまえば

大学名等を使っていいとして

のれんわけされた自営業者の集まり

腕で勝負する職業は

ずっといてほしい人は

期限の定めのない雇用となりますが

そうでないなら、請負か任期付が一般的

ずっと居続ける仕組みが成立するためには

お金が外部からずっと入ってくる

仕組みを作ることが大切ですが

プロジェクト単位の仕事が中心なら

そのプロジェクト、

企画を成功していくしかないのは

どの職業も同じです

スタジオジブリですら

宮崎駿さんの一発力で雇用を続けることができましたが

引退宣言(今は撤回)をした後は

スタジオジブリは解散しましたし

悪く言えば自転車操業ですが

それぐらいのアイデア、タフさ、実行力がないと

職人芸の職種を続けるのは無理でしょう

知識をお金に換える能力がないと意味がない

お金を集めることができるかは

企画力、プロジェクトの面白さによるんでしょうが

これは、クリエイティブ系共通の話じゃないですかね

学生と社会人の違いといえば

学生は

知識と技能を磨けば評価はいいですが

知識をお金に換えることが求められるのが社会人

不正をしてしまうのは

このお金はどこから来ているのかという想像力

それをとってきた人の苦労

自分たちに期待してくれた信用、信頼

その想像力の欠如と倫理観のなさが

招いた問題ではないでしょうか

いろいろ考えてみましたが

ノルマに追われている人はたくさんいますしね

不正の話と、任期制を結びつけるのではなく

単純に、研究所の経営はどうあるべきか

その枠組みで答えを出した方が良さそうです


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