旧劇と新劇の違いとしてでてくるのが、アダムとリリスの仮面
リリスの仮面は、七つ目の子羊たるゼーレの紋様から、使徒と同様のマークに変更になっています。
今回は、使徒のマーク、新劇でリリスがつける仮面について考えてみたいと思います。
使徒のマーク。似てるのはペスト医者
最初に見て、似てるな、と思ったのが、ペスト医者の姿
中世ヨーロッパで黒死病として猛威を振るったペストは死の象徴であり、1/3の人口が死に絶えたといわれています。
ゼーレの紋様である七つ目は七つの封印を解放するイエス・キリスト(子羊)であり、最終的には最後の審判を経て、神の王国が訪れることを考えると=人類の滅亡と新生
使徒の紋様=ペスト医者は、まさに人類の死の象徴であり、そうしたことを踏まえれば、リリスの仮面が使徒からゼーレに変わったのは、人類を絶滅に追い込む象徴に設定が変わったことを意味しているかもしれません。
現に、ニアサードインパクトで、リリスの卵たる黒き月から生まれた新生命体は生命の実の機能を持ったインフィニティであり、シン・エヴァンゲリオンでは、Qの最後のフォースインパクトで浮上してきた黒き月から大量のインフィニティがでてくることが予想されます。
リリスに見放された人類は、どこに行くのか。その鍵を握るのは握るのは、ゼーレの仮面をつけたアダムスか。
ゼーレの仮面についてはこちら
カヲル君は旧劇も新劇も人類を嫌ってはいないんですよね。
リリスはインフィニティを選択したのかもしれませんが、アダムス?たるカヲル君は人間を選択してくれる?
旧劇で目指されていたアダムによる補完=インパクトがシン・エヴァンゲリオンでは見られるかもしれませんね。