登山中に女性へついてくる“おじさん”は、拒否されても執拗に続ければ迷惑防止条例違反やストーカー規制法の「つきまとい等」にあたる可能性があります。身の危険を感じたら、その場で110番通報してよいと弁護士は答えています。
きっかけは弁護士ドットコムの記事。紅葉シーズンの山で「一人で自由に歩きたいのに、知らない中高年男性にしつこく話しかけられ、ついてこられた」という女性の体験談がSNSで相次いでいるという内容です。
ガルちゃんのトピは1200コメント超。「一人で山に入るのは色んな意味で危険」に+1875が集まり、「ソロキャンプにも現れる」「ジムにも」「釣りにも」と、おじさんの出没スポット報告が止まりません。
この記事では、ガル民の体験談と一緒に「どこからが罪になるのか」「山で遭遇したらどうするか」を整理しました。
📌 出典:ガールズちゃんねる「「一人で登りたいのに」女性登山者についてくる“おじさん”、「迷惑」「怖い」の声…罪にならないの?」
🎯 PART 1:登山でついてくるおじさん、何が怖い?
まずは元記事の内容と、トピ冒頭の反応から。
「こっちは山見にきてんだよ」「おじさん見にきてるわけじゃないんだよ」「一人で自由に散策したいから一人で来たのに、ついて来ようとするのはやめてほしい」
(記事より:槍ヶ岳では女性登山者ばかりにクイズを出しながらついてくる男性、高尾山では女性2人にずっと話しかけ続ける男性の体験談も)
※街なら店に逃げ込めても、登山道は逃げ場が少ない。元記事でも「振り切ろうと無理にペースを上げると事故につながるおそれ」が指摘されています → 弁護士ドットコムの記事
🎯 PART 2:ソロキャンプ・釣り・ゴルフ・ジムにも現れる“教えたがりおじさん”
「山だけじゃない」という目撃情報が次々と。
>>7
確かにゴルフ練習場に教え魔のおじさんいるけど「所属レッスンプロ以外のレッスンは禁止」と張り紙してる所が多い。それが理由で来なくなる女性客が多いからね。
※美術館や博物館まで、出没範囲が広すぎます。ゴルフ練習場の「所属レッスンプロ以外のレッスンは禁止」の張り紙は、女性客が来なくなるのを防ぐためというのは納得です。運動の場の気まずさは運動嫌いでも続いた運動20選でも話題になっていました
🎯 PART 3:「きっぱり断れば?」が通じない理由|逆ギレが怖い
「はっきり断ればいい」という意見に、経験者から反論が集まりました。
>>5
結構です、大丈夫ですから、って断っても後ろをついてくる男だよ
気持ち悪いです!やめて!こっち来ないで!ってきっぱり拒絶して逆上されたら、誰もいない山のなかで何されるか分かったもんじゃない
※一本道の山で「怒っている知らない人と二人きり」になるリスクを考えると、強く断れないのは当然。後述のとおり、弁護士も「危険を感じるなら無理に意思表示しなくていい」と答えています
🎯 PART 4:マンスプレイニング&自慢話|百名山・排気量・ギア語り
「教えてあげる」から始まる、頼んでいない解説の数々。
登山やツーリング、キャンプをソロで楽しんでるんだけど、
登山⇒百名山おじさん
バイク⇒排気量自慢おじさん
キャンプ⇒昔のギア語りおじさん
に遭遇することが多い。
話しかけてきて、無下にするのも何かなと少し会話してあげると自慢話が始まる。
おじさんはねー(以下、百名山幾つ登った、昔は何ccのバイク乗ってた、昔のテントは等の自慢話)
バイクは何故か今は乗っていないのに自慢してくる率も高い。
最後は、Facebookやってる?と連絡先交換を要求してくる。
山登りでも着いてこられて、慣れてるので1人で行きますって言うと聞こえないふりして肩支えてこようとしてきたり
え??俺詳しいから教えてあげるよ、お前そんなんじゃダメだよとかキレてくる人もいる
(中略)
Xで被害報告したら、教わった身分のくせにお礼ぐらい言ったら?って言ってくる顔出しジジイがいて世も末
※頼んでいない指導は、される側にとっては「接待」。職場で不機嫌をまき散らす人と同じく、本人に悪気がないのが厄介です(→フキハラの特徴と対処法)
🎯 PART 5:男性登山者にはついていかないの?|女性だけ狙う問題
ガル民が一番引っかかったのは「相手を選んでいる」点でした。
>>9
男に付いてくおっさんもいるみたいよ
雪山で若いグループに雪のラッセルやらせて、踏み固められた道をおっさんが後ろから楽々付いて来るんだって、そして温存した体力でピークアタック直前に皆を追い越して先に山頂に足跡付けちゃうんだってさ
◯ね!ってくらい嫌われてたよ
>>2
私と友達はツアーで海外旅行に行った時に同じ参加者のオジ達に付きまとわれた
自由時間も一緒に回ろうと言われたよ
ツアーで仲良くなった同い年の女子大生5人で楽しく行動していたのに
そして何故か同年代の女性グループには見向きもしないんだよね
🎯 PART 6:善良なおじさんとウザおじの違いは「用件だけで去る」
「全おじさんが嫌われるのは可哀想」という声も。違いはどこにあるのでしょうか。
>>10
>>58
教えてあげた、良い事した、助けてやったみたいな感覚だから
Xヤバいのいるよ
〇〇山で、キャンパーの女の子を見かけました
ここで一人は不安かと思い何か困ってないか声かけさせていただきました
見たところ道具が新品、不備が無いか当方が確認し感謝され嬉しかったです
テント張るの慣れないようで少しお手伝い、その際、ちょっとしたポイントを伝えたら喜ばれました
見える場所に張ったので、見守りつつ困ったらいつでも聞きに来ていいよとお伝えし自分のテントに戻ることに
朝食ほんの少しお裾分けしようかな
同じ趣味同士、助け合いたいものです
とか
(以下略)
※結論は「助けたらすぐ去る」。北穂高岳で手を貸して先に行ったおじさんは、ちゃんと感謝されています
🎯 PART 7:登山のつきまといは罪になる?迷惑防止条例・ストーカー規制法と対処法
弁護士ドットコムで寺林智栄弁護士が答えていたポイントを整理します。
■ 罪になる可能性があるもの
・拒否されているとわかっていて執拗についてくる → ストーカー規制法の「つきまとい等」にあたる可能性。ただし恋愛感情などの目的や、原則として行為の反復が必要なため、1回の登山だけで直ちに成立するとは限らない
・目的や反復が認められなくても、態様によっては各自治体の迷惑防止条例違反の可能性
・進路をふさぐ、威圧的な言動で行動を制限する → 軽犯罪法違反や強要罪の余地も
■ 山で遭遇したときの対処法
・まずは身の安全を最優先。山小屋や登山者の多い場所へ移動し、周囲に助けを求める
・「ついてこないでください」とはっきり伝えるのは、相手が拒絶を認識していた証拠になる。ただし逆上が心配なら無理に言わなくていい
・相手の言動・容姿・日時・場所を記録しておくと、警察への相談に役立つ
・身の危険を感じたら、その場で110番通報してよい
>>2
昔一人で犬と車中泊してたら夜に窓ノックされて、「これ余ったんで」とかってオッサン手作りの食い物渡されて、次の日の朝はドアの外に立ってて震えた
※元記事の体験談には「ペースを上げてもついてくるので、逆に長く休憩して先に行かせた」という方法も。夜道の防犯と同じく「一人にならない場所を選ぶ」が基本です(→女性の防犯対策30選)。声をかけられて困る場面は詐欺の手口にもあるので、駅での声かけと特殊詐欺の対策もあわせてどうぞ
📚 こちらの記事も人気です
- ▶夜道を一人で帰る女性必見!防犯対策30選|ガル民が実践する魔除け術まとめ
- ▶フキハラとは?職場の74.6%にいる不機嫌ハラスメント|特徴と対処法にガル民の本音
- ▶祖母に駅で声をかけた20代女性は詐欺?特殊詐欺は年1423億円|家族ができる対策とガル民の本音
- ▶普段着に使えるアウトドアメーカーまとめ|モンベル・コロンビア・ノースのぶっちゃけ評価
- ▶運動嫌いでも続いた運動20選|筋トレ・宅トレ・水泳のリアルな声
📝 まとめ:登山のおじさん問題は「逃げ場のない場所での一方的な接待」
登山・ソロキャンプ・釣り・ジムと、出没スポットは多彩でした。共通するのは「頼んでいないのに教えたがる」「女性だけを選ぶ」「断ると不機嫌になる」の3点です。
法律面では、拒否されても執拗に続ければ迷惑防止条例やストーカー規制法の対象になりえます。山では人の多い場所に移る、記録を残す、危ないと感じたら110番。これだけ覚えておけば安心です。
一方で「手を貸してさっと去るおじさん」には感謝の声も。違いは距離感ひとつなのかもしれません。あなたは山やジムで“教えたがりおじさん”に遭遇したこと、ありますか?
※本記事はガールズちゃんねるのコメントを引用・整理したものです。法的な判断は個別の状況によって異なります。


コメント