【昭和の実態】企業研修で使われた「夫の飼育法20カ条」全文|ガル民の本音と専業主婦・少子化の今昔

昭和の高度経済成長期〜バブル期にかけて、大手企業が社員の妻向けに実施した研修で配られた「夫の飼育法20カ条」の全文がSNSで話題沸騰中。「家庭でも化粧を忘れるな」「日曜は夫の慰安日であること」…こんな内容が企業研修資料として実在していたとは!ガルちゃんでは138件のコメントが殺到し、その反応があまりにも的確すぎた。(*´ω`*)

📌 出典:ガールズちゃんねる「家庭でも化粧を忘れるな」猛烈会社員×専業主婦時代に企業研修で使われた「夫の飼育法20カ条」衝撃の中身

🎯 PART 1:「夫の飼育法20カ条」全文 — 昭和の企業研修で配られた衝撃の資料

元ネタはPRESIDENT Onlineの記事。今野晴貴氏の著書『妻たちの企業戦争』に収録された、高度経済成長期に大手企業が社員の妻向けに実施した研修で使用された資料だという。

①毎日にこにこ顔で送り出し毎晩にこにこ顔で迎えること。
②良人(おっと)を全面的に信用すること。良人は外でもてないもの。
③良人の服装には細心の注意を払うこと。
④家庭での化粧を忘れぬこと。
⑤会社のことは絶対しゃべらない。
⑥家事のことはタイミングを心得てきりだすこと。
⑦夫の地位と自分とは無関係だと思うこと。
⑧会社が大事か家庭が大事かなど追いつめないこと。
⑨他人と比較しない。
⑩日曜は夫の慰安日であること。
⑪夫の趣味を理解しなさい。
⑫夫の友人を大切にすること。
⑬家庭に於いて亭主関白にしてやること。妻であり主婦くさくならない。
⑭少しは良人をよいキゲンにしてやれ。
⑮訂正できないものは文句をいわない。
⑯過去のことをすぐ持ち出すな。
⑰子供中心もほどほどに。
⑱へそくりは当然と思うこと。
⑲もっとユーモアを。
⑳尻をひっぱたかないで夫と一緒に走れ。
(『妻たちの企業戦争』207〜209頁)

夫の飼育法20カ条の掲示物

※筆者コメ:昭和高度成長期〜1991年頃まで専業主婦が多数派だった時代の実態。著者・今野晴貴氏によると「当時の大手企業は妻たちを社員に奉仕するよう積極的に”教育”しようとした」とのこと。元記事はこちら → PRESIDENT Online「夫の飼育法20カ条」衝撃の中身

🎯 PART 2:ガル民の第一反応「モラハラ丸出し」「そりゃ少子化になるわ」

は?

+275

モラハラ丸出しで草

+254

そりゃ少子化になるわ、こんな男尊女卑社会。

+241

関白宣言よりヒドイ

+172

勘違いジジイのファンタジー

+149

※筆者コメ:さだまさし「関白宣言」が1979年リリース。当時すでにあれでも批判があったのに、それより「ヒドイ」資料が企業研修に使われていたとは…。「勘違いジジイのファンタジー」は言い得て妙すぎる。

🎯 PART 3:「月500万稼いできてくれるなら…」昭和専業主婦への条件交渉術

月500万稼いできてくれるならやったるわ

+166

>>8 稼ぎがあっても嫌

+81

これ作った奴、自分は妻に対してどの程度気を遣って生きてんのかね。相手に求めてばかりで自分何もやってませんは許さん。

+68

じゃぁ化粧品買う金を稼いで来いや。安い化粧品じゃないぞ。超高級ブランドじゃなくてもいいけどきちんと肌に合う物だぞ。

+5

※筆者コメ:「月500万稼いできてくれるなら」の現実的条件提示から「稼ぎがあっても嫌」の価値観表明まで、令和女性のリアル。28番の「相手に求めてばかりで自分何もやってません」は今も昔も普遍の問題。

🎯 PART 4:「逆に見える」「奴隷の心得20ヶ条」— タイトルへの痛烈な突っ込み

夫の飼育法なの?
逆に見える

+141

奴隷の心得20ヶ条

+39

良人(おっと) この書き方から無理!

+21

企業がこれっていうのが嫌らしい。じゃあ嫁にも給料払えや

+6

※筆者コメ:「夫の飼育法」という名前なのに、飼育されているのは妻の方という逆転ツッコミ(+141)。「奴隷の心得20ヶ条」は核心を突きすぎ。「じゃあ嫁にも給料払えや」は正論すぎて何も言えない…。

🎯 PART 5:ガル民が唯一納得した1カ条「夫の地位と自分は無関係」

⑦夫の地位と自分とは無関係だと思うこと。

これだけは同意

+86

⑦だけは真理だと思う。夫が有名大卒の大手企業勤めだから私も偉いみたいに、夫の地位を吸収してマウントかます人いまだにいるもんね。他の項目は何それってことばっかり書いてあるけど。

+31

①のニコニコ送り出してニコニコ迎えるってのも、夫がニコニコで「いってきまーす」「ただいまー」ってやり取りをもちろん妻だってしてほしいよね。夫を信用するってのも夫だって妻を信用しなきゃだし。これ全部お互い様じゃない?

+29

※筆者コメ:クソみたいな20カ条の中で⑦だけは複数人が「同意」と言うのが面白い。確かに「夫の地位でマウント」は令和でも見かけるネタ。「全部お互い様じゃない?」は至極真っ当な正論で、そこがそもそもこの資料の問題点なんだよね。

🎯 PART 6:少子化・熟年離婚の遠因「こういう生活強いられた妻が夫を捨てるんだよね」

これ考えた奴、自分の母親に対してもこう思ってんのかな。母さんは父さんの機嫌をとって生きるべしって。残酷過ぎる。

+121

この世代に子育てされた人たちが今子供作りたくないとか言ってるわけじゃん?体の事情でやむなく諦めた人は抜きで、意志を持って産まないってなってる人。正直自分の育った家庭を振り返ってみて、希望を見出せなかったからその判断になってるんだろうし。

+63

こういう生活強いられてた妻が熟年離婚して夫を捨てるんだよね

+33

これの一番怖いところはこれがただの男尊女卑とかじゃなくて、妻を利用して社員を会社に縛り付けようとしてるってこと。女も奴隷だけど男も奴隷だった時代だよね

+27

※筆者コメ:コメント65の視点が本質的。「妻を利用して社員を会社に縛り付ける」構造、つまり企業が家庭まで支配しようとしていた昭和の会社文化。この世代の家庭で育った子どもたちが「結婚・出産に希望を持てない」という今の少子化への因果、読んでてグサっとくる。熟年離婚急増も同じ文脈から来ているのかもしれない。

🎯 PART 7:「この思想で育てられた男、まだいるよね」令和への影響をガル民が直撃

この思想で育てられた男 まだこの意識残ってるのいるからね

+31

なんだかんだいって、さだまさしの関白宣言が受け入れられちゃったり、女の結婚はクリスマスケーキだって言われたり、結婚適齢期になっても結婚できなかったら寿退社と嘘ついて退社するのが普通だったり、20代後半でお局扱いでイジメの対象になったり、モラハラセクハラばかりでも笑って流さなきゃいけなかったり、昭和の女はしんどかったと思う

戦争で若い男が激減して、敗戦でどん底に落ちた日本男児のプライドを蘇らせるために、女を都合良く利用して男をチヤホヤさせまくったのが昭和という時代。流れが変わってきたのも男女雇用均等法あたりからだよね

+18

ほんの3、40年前の話だよね。明治や大正じゃないんだよね。制度やシステムが変わっても男性の頭の中が変わらない理由がわかる気がする。

+4

※筆者コメ:男女雇用機会均等法の施行は1986年(昭和61年)。「夫の飼育法20カ条」の時代からまだ35〜40年しか経っていない。その世代の男性はまだ現役だし、親からこの価値観で育てられた男性も普通にいる。「制度やシステムが変わっても男性の頭の中が変わらない理由がわかる」というコメントに何とも言えない気持ちになる。

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📝 まとめ:「夫の飼育法20カ条」から読む昭和夫婦関係の実態

「夫の飼育法20カ条」を巡るガル民の反応を整理すると、こんな構図が見えてきた。

🥇 圧倒的拒否反応:「モラハラ丸出し」「奴隷の心得20ヶ条」が多数派。令和女性には到底受け入れられない内容。
🥈 唯一の同意票:⑦「夫の地位と自分とは無関係」だけは複数人が納得。令和でも夫の職業・学歴でマウントするのはNG、という共通認識がある。
🥉 少子化・熟年離婚への洞察:「この時代の家庭を見て育った子が今産まない決断をしている」「こういう生活強いられた妻が熟年離婚で夫を捨てる」という分析が鋭い。

制度は変わった。でも「ほんの3、40年前の話」が今の夫婦関係にも地続きで影響している。ガル民の反応の鋭さに、改めて考えさせられる話題だった。(*´ω`*)

※本記事はガールズちゃんねるのコメントを引用・整理したものです。

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