「認知症だから仕方ない」——そう言えたら楽なのに、現実は全然そんな単純じゃない。
近所トラブルを起こした認知症の親を持つ家族、逆に被害を受けた側…どちらも「どうしたらいいの?」と途方に暮れる。
今回はガルちゃんに寄せられたリアルな体験談と、実際に役に立った対処法をまとめました。
🎯 PART 1:認知症で近所トラブル、家族はまずどう動く?基本スタンス
近所でトラブルになる前に施設に入居だけど、入居待ちの時に徘徊とかで迷惑かけてしまったら謝るしかないし、迷惑かけられた側なら許すしかない。器物損壊とかなら弁償するし、してもらう。
※ ガル民の基本姿勢は「許す/許さないより、どうしようもない」という諦めが多数派。被害を受けた側の気持ちも「感情的には許せないけど現実的には…」という葛藤が正直なところのよう。まず家族への連絡・謝罪・弁償が最初の一手。
🎯 PART 2:実際に起きた認知症ご近所トラブル体験談|徘徊・車暴走・電話爆撃
徘徊くらいかな。
ひどい人だと他所の家の植木鉢の土を引っ掻いたり、便器と思い込んで排泄したりもあるみたいね。
そこまで行ったら施設しかないと思う。
奇行で自分や家族がノイローゼになるくらいなら拘束もやむを得ないと思うよ。
近所の奥さんが若年性の認知症になったとき、体は元気だったから近所でもすごかった。
1番ヤバかったのが、車乗って壁に突っ込んで、周りの人が降りてって促しても降りずにバックと前進繰り返して何回もぶつかって車も壁も大破してた。
うちにも早朝からピンポンって来て、よく母が奥さんちに連れ帰ってたよ。
徘徊酷いから旦那さんと娘さんがいつも探し回ってて何回も警察沙汰になった。
亡くなったときに娘さんが大号泣してて声をかけたら、悲しかったからじゃなくこれで本当に解放されたっていう安堵のうれし涙だったらしく、よほど辛かったんだなって思った。
自営業者だけど、認知症の方の問題って結構あるよ。ウチは町の電器屋さんをやってるんだけど、昔からのお客様が認知症になってやたら買おうとする。
「テレビが見れない」と言って連絡があって家に行く→配線を外してた→直して帰る→また「テレビが壊れたから持って来て」→また配線を外してある。
「ガルちゃん電器がテレビを売ってくれない!」とお子さんに電話→お子さんから非難の電話→量販店でテレビを買う→また「テレビが映らない」とウチに連絡→朝昼晩と電話が来るのよ。
でもお子さんの連絡先知らないし…ってのが「よく」あるよ…
うちは隣の爺がうちの庭で落ち葉燃やして車庫全焼させたよ。
爺の息子が同じ規模の車庫設置してくれたけど。田舎で庭が広いから自宅は無事だが、建て売りとかなら自宅も終わってた。
身寄りがない認知症ならともかく家族がいて放置してるなら許さないわ。
※ 車の暴走・放火・早朝ピンポン・電話爆撃…体力が残っている「パワー系認知症」の問題行動は、家族も近所も疲弊させる。車のキーを隠す、玄関に鍵をかけるなど「動けないようにする工夫」が現実的な第一手。
🎯 PART 3:被害者側の本音——「許す」より「諦め」が現実に近い
例えば花泥棒とかは許せないな
でも許せないと思って警察に通報したとて、逮捕してくれるとは思えないし、実質諦めなきゃいけないのだとしたら許す許さないとかもはやないなと思う
曽祖父のときに逃亡癖があって、その頃小学生だった私は「捕まえてきてーー」って曾祖母や祖母に言われて猛ダッシュする毎日だった。
ご近所の家の庭に勝手に入ったりどこぞの自転車に跨って走り出したりで田舎だから「大変だね」「早く施設見つかるといいね」ってあったかい声をかけてもらったけど、認知症でも元気すぎるパワー系は受け入れてくれる施設も少ないって当時大人たちが悩んでたのも見てたから…
迷惑だし怖いけどある程度自分がその立場になったら寛容でいたいとは思う。…無理かもしれないけど。
被害者の立場からしたら迷惑かけられて簡単に許せるものでもないけど、それでも(ある程度のレベルまでなら)許すしかないとは思う。だって一番苦しんでるのは認知症本人の家族なんだから。
※ 被害を受けた側も「許せない気持ち」と「どうしようもない現実」の間で揺れている。器物損壊や財産被害なら弁護士・損害賠償という選択肢も。軽微なトラブルはお互いさまの精神で…というのが現実的な着地点のようです。
🎯 PART 4:施設入所の現実——月35万・暴力系は断られる知られざる壁
ここ読んでいても「施設に入る」をすごく簡単に考えている人がいる。
介護認定、厳しくなってます。年金程度で入れる「特養」は要介護3以上じゃなければ入れません。自力でなんとか歩いて自力で食う、それが出来る以上、要介護3にはなりません。
民間なら入れますが、一時入居金を入れないなら月に35万円覚悟してください(都内)。
そして、暴力暴言がある認知症は入居を断られます。民間施設ですから施設側は入居者を選べます。
問題行動がある高齢者は施設で断られるよ。で、問題行動を起こす体力があるってことは特養に入れない介護度。民間施設に入れる金はない。
早めに施設に入れてプロにケア、そんなん誰だってそうしたいと思ってるんだわ。
それができないからどうしましょって話よ
うちの母はその時期すでに足が弱ってたから、家の中でだけだったから良かったけど家族の心は削られる。
でも、良いお医者様に出会えて、攻撃性を抑える薬を処方してくれて、穏やかになりました。
今はもう認知症の症状が進み、穏やかにぼんやりしています。
何より思うのは、動ける中等以上の認知症の人が一番大変…介護中の皆さま、本当に我が身第一にしてくださいね
※ 「施設に入れればいい」は理想だが現実には大きな壁がある。ただし攻撃性がある場合は精神科病院への「医療保護入院」という選択肢も存在する。また精神科医に相談して攻撃性を抑える薬を処方してもらうことで在宅介護が続けられるケースも。
🎯 PART 5:地域包括センター・警察への通報が突破口になる
地域包括センターに連絡する。近所にほぼ裸で徘徊するおばあさんがいたんだけど、おじいさんは怒るだけ。これじゃダメだと第三者の介入を求めたら、あっさり施設に入所できたよ。老老介護みたいなものだったしね。
ご近所の一人暮らしのお爺さんがヤバいくらいにボケちゃって、めちゃくちゃなゴミ出しをしてたから、民生委員さんに相談したよ。
そしたらすぐに行政から離れて暮らしてるご家族に連絡が行って、今は施設。
許す、許さないじゃなくて、しかるべき対処するべきだと思う。
介護認定受けていてケアマネさん付いてるならトラブル発生したら逐一相談して主治医にも相談。興奮して暴言暴力が出てしまうなら投薬調整で落ち着かせる。介護している家族が疲弊してるのであればデイサービスやショートステイにつなげてもらえるかもしれない。
ご近所さんには認知症が進んでいること、家族の気付かないうちに迷惑行為に及んだら通報してもらって構わない旨をお伝えしておく。第三者の介入で好転する場合もありますよ。
※ 「地域包括支援センター」は全国に約5,400か所あり、認知症・介護に関する相談を無料で受け付けている。民生委員への相談も有効で、行政を動かす力がある。警察への通報は「迷惑」ではなく、むしろ家族にとっても「次の支援につながるありがたい行動」という声が多数。
🎯 PART 6:介護する家族の限界——精神的・経済的ダブルパンチの本音
うちの母認知症の初期で一人暮らし。週に2、3回様子見に行ってるけど近所の人に迷惑かけたらどうしよう。今のところ忘れっぽいくらいで身の回りのことはできるし買い物もできるけどこの先不安しかないよ。薬もよく飲み忘れてる。貯金なし。
現在進行形で介護してる人って、こんな言葉ですら削られてキッカケになってしまうことあるんだ。大半は開き直れず抱え込んで病んでしまう家族なんだ、自分に向けられた言葉じゃなくても
現在、認知症の実母を自宅介護中です。
日頃からご近所さんとコンタクトとるようにしてる。今、認知症はこう言う状況なのでご迷惑をかけることがあるかもしれませんが🙏と情報開示と、何か実際に迷惑をかけた時は菓子折り持ってお詫びに行きます。
※ 「介護する側も限界」という言葉が重くのしかかる。まずは自分が倒れないことを最優先に。「預けることは逃げじゃない」「通報や相談は助けを求めること」という意識の切り替えが、介護する側の精神的な救いにもなる。
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📝 まとめ:「許す/許さない」より「対処する」が認知症トラブルの正解
今回のガル民の声からわかること:
🥇 感情論より行動論 ——「許す/許さない」の前に、民生委員・地域包括センター・警察への相談が突破口になる
🥈 施設は万能ではない ——特養は要介護3以上が原則、民間は月35万、暴力系は断られることも多い現実
🥉 家族も「助けを求める権利」がある ——介護する側が倒れてしまっては元も子もない。通報も相談も「逃げ」じゃない
🎯 近所への「事前情報開示」が関係を守る ——いざというとき警察に通報してもらうよう事前にお願いしておくことが、結果的に一番の近所対策になる
認知症の問題は「許す/許さない」という感情の話ではなく、「どう社会・行政・家族で分担して対応するか」という現実的な課題。今まさに悩んでいる方、一人で抱え込まずに「地域包括支援センター」(各市区町村に設置・無料相談)に電話してみてください。
※本記事はガールズちゃんねるのコメントを引用・整理したものです。


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